ヒグチユウコの世界
こんばんは。
なかなか疫病が終息しないので、
土日と言えどもどこにも出掛けられず、
一日中家にとじ込もっていました。
頼まれたお直しをやっていましたが、
こんなに手こずった直しは
近年珍しい位です。
紳士用コート、裏地付き、
裏地が突っ張っていて、
表の生地に響き、前見頃の裾の部分が
見事にひきつっていました。
なぜ?こんなことになっているのか?
裏地がニットの裏地がついているのですが、
多分、クリーニングする度にニット生地が縮んでしまったのだろうと推察されます。
私としては、こういう場合は裏地を総取り替えしたいところですが、そうなるとお直し料金もかなり高くなってしまいます。
この紳士用コート、多分、◯国製、◯&□
との表示があるので、買った値段より、お直し料金の方が高くなってしまう可能性があるのです。
なので、それなりのやり方で直すしかありませんでした。
ニットの裏地は延びてしまってヨレヨレになっているところを
なんとかごまかして(それなりにという意味です)
表生地に対して裏生地が足りないということなので、
裏地を継ぎ足して縫ってみました。
はぁ( ̄▽ ̄;)ー
やっと出来上がりました。
そしてお届け。
喜んでいただきました。
良かった。(^_^)v
さて、私の大好きなヒグチユウコについて
ご紹介させていただきます。
知る人ぞ知る‼️
という感じでしょうか。
何年か前に世田谷文学館にて
ヒグチユウコ展を観て来ました。
その原画を見たら本当に圧倒的な繊細な描写に
目が釘付けになってしまいました。
彼女が描く世界は独特というしかありません。
かわいい猫の足が蛸のリアルな足になっていたり、
猫のモチーフが多いですが、
蛸、鰐淵、鳥やウサギ、、などなど
その吸い込まれる様な絵の世界に魅了され、
一気にファンになりました。
ヒグチユウコの世界をご覧ください。
まだまだたくさんあるのですが、またの機会に
ご紹介します。
ではまた。